新宿区若松町の趣ある路地の先に位置し、共有スペースを中心に
小さな街のような空間を形成しています。
メゾネットやルーフバルコニー付き1LDKなど、ゆとりある空間の中に多彩な工夫を散りばめた個性豊かなプランが特徴です。
「余白」を大切にした設計により、豊かな暮らしが実現できるでしょう。
□交通 | 都営大江戸線「若松河田」駅 徒歩6分、東京メトロ東西線「早稲田」駅 徒歩6分 |
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□所在地 | 東京都新宿区若松町36番13号 |
□間取り | STUDIO・1DK・1LDK |
□面積 | 33.26~52.32m² |
□設備 | エアコン、電気式床暖房(一部タイプ)、除湿機(一部タイプ)、IHクッキングヒーター(2口)、カラーモニター付インターホン(ハンズフリー)、地上デジタル・BS110°CS共聴アンテナ、光ファイバーインターネット(個別契約)、浴室換気乾燥機、追い焚き機能付きバス、シャワートイレ、ディンプルキー、オートロックシステム、自動火災報知設備、メールボックス、宅配ロッカー |
□総戸数 | 共同住宅10戸、長屋10戸 |
□構造 | 鉄筋コンクリート造 地上4階 地下1階建 |
□竣工 | 2025年1月(予定) |
建築家 木下 道郎
【PROFILE】
1951年、神戸市に生まれる。1975年に横浜国立大学建築学科を卒業。1978年、大学院修士課程を経て、共同でワークショップを設立。東京建築士会住宅賞やディスプレイ産業奨励賞など数々の入賞を果たす。1995年、有限会社木下道郎ワークショップを設立し代表取締役に就任。近年も「Court Modelia 表参道/ANNEX」でグッドデザイン賞を受賞するなど、常に新しい着想で建築に挑戦し続け活躍。2019年に手掛けた「ESCENARIO 青葉台」をはじめ、現在に至るまで多数のESCENARIOシリーズに携わる。
新宿区の中でも若松町は、奥ゆかしい空気が感じられるエリアです。敷地も雰囲気のある路地を抜けた先に位置しており、どこか世界が広がっていくように感じました。そうしたイメージから“新たな都市のカタチ”をテーマに、デザインしたのがコモンを囲むようなコの字型の建物です。住戸へのアクセスがすべてコモンを介して行われるように設計することで、小さな街のような空間を形成しました。
また、さまざまな住まいが並ぶ街並みのように、住戸それぞれを個性あふれるプランとしています。メゾネットやルーフトップバルコニーを持つ1LDKタイプなど、ゆとりある空間の中に、多様な豊かさを散りばめました。住まいの中にも外にもこうした余白を持つことは、すごく価値のあることだと思います。ここに住まう人が集まり始め、この小さな街がどのように成長していくか非常に楽しみですね。
かつては武家屋敷が並び、今もなお清閑な邸宅地となる若松町。周囲には由緒ある教育機関や先端医療を担う施設が立地する一方で、店舗も多く見られます。格調高い洋館で営まれるスペイン料理店やモダンな民芸品を扱う雑貨店など、穏やかさの中にも確かな気品が感じられるエリアです。
- ①夏目坂珈琲
- ②焼肉 笑う門には肉来る
- ③蕾
- ④TRATTORIA COLLINA PICCOLA
- ⑤尾張屋
- ⑥備後屋
- ⑦小笠原伯爵邸
- ⑧武蔵野アブラ學会 早稲田別館