それぞれ個が確立している。
それぞれが物語をもっている。
そのすべてがつながり生まれるものには、
想像を超えることがある。
ひとつの都市を形成しているかのように建つ
『Modelia Brut NAKAMEGURO』。
共鳴した人が集い、時を重ね、
ゆっくりと調和していく。
偶然と必然が交じり合い紡がれる、
ここにしかないストーリー。
結末は住まう人にゆだねられた。
誰にも予期できない、新たな物語が始まる。
□交通 | 東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅 徒歩3分 |
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□所在地 | 東京都目黒区上目黒3丁目1番(末尾未定) |
□間取り | STUDIO、1LDK |
□面積 | 25.55~40.04㎡(住居)85.88㎡(店舗) |
□設備 | エレベーター、エアコン、IHクッキングヒーター(C,D,E,F,Gタイプ)、インターホン(ハンズフリー)、地上デジタルアンテナ・BS110°CSアンテナ、光ファイバーインターネット(個別契約)、浴室換気暖房乾燥機(E,F,Gタイプ)、除湿機(A,Bタイプ)、追い焚き機能付きバス(E,F,Gタイプ)、シャワートイレ、オートロックシステム、鎌デッド錠玄関ドア、自動火災報知設備、宅配ロッカー |
□総戸数 | 集合住宅11戸、店舗1戸 |
□構造 | 鉄筋コンクリート造 地上5階地下1階建 |
□竣工 | 2018年5月(予定) |
建築家 木下 道郎
【PROFILE】
1951年、神戸市に生まれる。1975年に横浜国立大学建築学科を卒業。1978年、大学院修士課程を経て、共同でワークショップを設立。東京建築士会住宅賞やディスプレイ産業奨励賞など数々の入賞を果たす。1995年、有限会社木下道郎ワークショップを設立し代表取締役に就任。近年も「Court Modelia 表参道/ANNEX」でグッドデザイン賞2017を受賞するなど、常に新しい着想で建築に挑戦し続け活躍。2004年より日本大学生産工学部非常勤講師を務め、次世代を担う建築家の育成にも力を注いでいる。
中目黒は私の住んでいるところからも近く、とても馴染みのある場所です。小さくてこだわりのあるオシャレなお店が集まっていて、住んでいる人も多く、商業施設と住宅が交ざり合う一番いい状態の街だと思います。中目黒は今がちょうど旬なのではないでしょうか。そんな街と土地の特性を読み、この場所ならではの個性のあるものを設計しました。
外観は俯瞰から見ると『小さな都市』を形成しています。その中心にあるのが、Fタイプのプランで、寝室とリビングを挟んだところに中庭となるルーフテラスを配しました。自分の部屋から空を見ることができるんです。ここを通る度に夜空を見上げて「月がきれいだな」なんて経験は他ではなかなかできないのではないでしょうか。訪れた人も驚くと思います。住まう人が友人知人を呼んで楽しめるようにするというのも私の設計の特徴です。中目黒というのはそういう街でもありますし。ファサードはガラス張りのインナーバルコニーの様なつくりになっています。ここは室内と屋外、プライベートとパブリックとの中間領域として街に対して開かれた状態です。室内は自由度の高いシンプルでプレーンな空間にしています。今の人達は成熟していて家具を選ぶのもうまいので、見せることを楽しみながら住んで欲しいですね。
小さいながらもオーナーのこだわりが反映された雑貨店や飲食店、ヘアサロンが点在する都内でも屈指のスタイリッシュな街です。桜の季節に賑わいを見せる目黒川沿いも、普段は落ち着いた雰囲気に包まれ、ゆっくりと歩くだけでここでしか味わえない刺激を享受することができます。丁寧な暮らしのための時間が流れています。
①スターバックスコーヒー中目黒蔦屋書店
②LONCAFE STAND NAKAMEGURO
③FRAMES
④Aesop東京店
⑤AOBAYA
⑥MARZAC7
⑦はし田屋
⑧1988KORYORU-YA